銀杏はなぜ臭いんだろう
黄色く色づいたイチョウの並木はとてもロマンチックですね。
でもその実の銀杏は踏んでしまうとなぜか猛烈に臭い。びっくりするくらいに臭い。足の裏の匂いってよく言われるそうです。でも銀杏は茶碗蒸しによく入ってるけど、それはまたなぜか全然臭くないし美味しい。
だからなぜ踏んだ時に匂うのか調べてみたんです。すると臭いのは食べる部分の外側らしく、イチョウが外敵から大事な実をまもるために臭くしているのだとわかりました。そしてイチョウは雌株と雄株があって銀杏ができるのは雌株だけだそうです。
イチョウ並木は雄株だけで作られていることがおおいそうな。臭いと人が来てくれなくなりますもんね。イチョウの木は殺菌作用があるから、まな板に使われるそうで、銀杏は薬になるそうです。そういえば漢方薬に入ってますよね。
どんな働きがあるかというと花粉症やアレルギー予防、血流を良くする働きがあるので認知症予防、動脈硬化予防、高血圧予防などなどが期待できるとか。ということは現代の人々にとって大事なのかもしれません。
臭いとか嫌いとか言ってないで、いやな部分ははずして美味しくいただきたいですね。でも食べ過ぎは逆効果で、悪影響もありますからくれぐれもお気をつけて。