冷凍のたけのこを上手に活用して煮物の調理を行う
たけのこは春に旬を迎える食材ですが、冷凍にしておくと年間を通して利用できます。うちでは常備菜としては欠かせないもので、すぐに用意できるように準備しています。たけのこの硬い部分は、繊維を断ち切らないように加工しておくと、中華料理の炒め物で使いやすくなります。
春先に収穫しておいたものは、千切りにして保存しておけば、夏の最盛期には夏野菜と一緒にして煮物を作って楽しむこともできます。たけのこを冷凍にすると、独特な歯ごたえがなくなってしまうのですが、逆に柔らかくなって食べやすくなると思います。
そのため、鶏肉や豚肉と一緒に長く煮込む場合には、最適な方法になると考えています。当然ながら、繊維が破壊されている影響で味も浸透しやすくなることから、煮物の素材としては最適になるのではないでしょうか。
このおかげで、砂糖と醤油だけのシンプルんな味付けで煮込む場合でも、素材本来の美味しさが活かされると実感しています。たけのこの煮物は、冷凍食品を利用することもありますが、こちらは忙しいときには特に重宝しています。湯煎などで温めることが可能で、味わいにも深みがあるものですので、副菜が足りないときにも使っています。